教育の歴史と義務化の現状

一方、発展途上国では、今でも学校に通う為に何時間もかけて危険な通学路を通ってきたり、家庭の手伝いをするために学校へ通わせてもらえなくなったりする子供たちがたくさんいます。国民のほぼ全ての子供が学校へ通える、安全で平和な国は世界中のほんの一握りで、その中で不自由なく学校へ通えている日本の子供たちはとても幸福といえます。それなのに、教育は義務になると途端に魅力を失います。なぜなら、日本の子供たちの多くは、学校からの宿題を嫌々していたり、嫌いな教科が他国と比べて多いといいます。それとも、どちらも非日常を求めている人間という生き物の無い物ねだりなのでしょうか。
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